JR西日本はこのほど、倉敷駅のコンコースと改札内トイレのリニューアルを実施すると発表した。和洋折衷の「倉敷らしさ」を取り入れるとともに、岡山県産の木材を用いて安らぎやゆとりを感じさせるイメージに改装する。

倉敷駅リニューアル完成イメージ

コンコースの壁には、江戸後期から倉敷の日本家屋に用いられている「聖窓」や倉敷格子のデザインを採用。天井には、美観地区の街灯に取り入れられているアールデコ調の照明を取り入れる。改札内トイレでは、段差解消や洗浄機能付便座の導入、全体的な新装などを行い、使いやすさを向上させる。改札内トイレは12月頃に完成し、改札内コンコースの完成は2016年秋頃になる予定だという。