ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が28日、都内で行われた映画『トランスポーター イグニション』(公開中)の大ヒット記念舞台挨拶イベントに、EXILE SHOKICHIと共に登場した。

『トランスポーター イグニション』大ヒット記念舞台挨拶イベントに登場した五郎丸歩選手

ラグビーワールドカップイングランド大会で活躍した五郎丸選手は「これを機にラグビーというスポーツをみなさんに知っていただけたら」と期待。ラグビーの国際統括団体ワールドラグビーが発表した「トライ・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀トライ)の候補に、五郎丸選手がワールドカップの南アフリカ戦で挙げたトライが入ったことについて、「ほかの14人がしっかり引き継いでくれてトライをとったので、僕のトライというよりも日本ラグビーのトライととらえています」と語った。

そして、初の舞台挨拶という場に「試合以上に緊張します」と照れ笑い。主人公の天才運び屋・フランクとの共通点を聞かれると、「大きな目標に向かって進んでいくところ」と答え、「向かう過程で障害となるものが現れますが、目標だけを見て進んでいくところは共通点」と加えた。また、注目されている五郎丸ポーズについて、「そんなに意味はなく、自分の時間をしっかりつくりたいと。ラグビーはいろんな環境がありますが、自分でぶれない時間を作り出すというところがルーティーンになった」と経緯を明かした。

また、本作の日本版主題歌を歌い、EXILEとしてワールドカップのテーマソングも担当したSHOKICHIが、「メンバのグループLINEがあるんですけど、テレビを見て『感動したね』ってLINEしながら見ていました。興奮して最後には感動して、心に突き刺さるものをいただきました」と明かすと、五郎丸選手は「グループLINEでラグビーの話題が出てくるとは不思議ですね」と驚き、「ありがたいですね」と喜んだ。