女優の川島なお美さんが24日19時55分、胆管がんのため都内の病院で亡くなった(享年54)。夫でパティシエの鎧塚俊彦氏が自身のFacebookを通じて報告し、川島さんのブログでも所属事務所が発表した。

胆管がんのため亡くなった川島なお美さん

鎧塚氏は「本日19時55分妻なお美が他界致しました。一週間前まで舞台を勤め、そして最後の最期まで女優として、女房として、人として全力で生を全う致しました」と報告。「なお美を支え応援して下さった皆様方には心より御礼申し上げます」と感謝の気持ちを伝え、「息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした。本当に立派でした」とつづった。

川島さんのブログでも、「弊社所属の女優、川島なお美は、都内病院にて9月24日19時55分、胆管がんにより逝去いたしました。享年54。ここに川島なお美の生前に賜りましたファンの皆様からの励ましのご声援、関係各位のご厚情に対し深謝いたしますとともに、謹んでご通知申し上げます」と事務所がファンに向けて報告。「通夜、告別式の日程に関しましてはおってお知らせさせていただきます」と伝えた。

昨年1月に肝内胆管がんの手術を受けた川島さんは、今月7日に出演したイベントで激やせぶりが心配され、中旬に体調不良を理由に出演予定だった舞台の降板を発表。ブログで「徐々に復帰できますよう治療に専念しますね」とコメントするなど復帰を目指していたが、かなわなかった。