阪急電鉄は15日、オーエスが所有している「梅田OSビル」(大阪市北区)の建物部分を取得すると発表した。取得予定日は2016年1月6日。

梅田OSホテルは阪急阪神ホテルズが運営へ

同ビルでオーエスが運営する「梅田OSホテル」は2015年1月に営業を終了し、阪急電鉄が、梅田OSビルを取得した後、館内のリニューアルを行った上で阪急阪神ホテルズに運営を委託して、同年2月上旬にホテルを開業する予定という。

梅田OSビル

阪急電鉄は、梅田OSビルに隣接する大阪日興ビルの33%を保有(信託受益権)しており、将来、梅田OSビルとの一体開発を検討している。この検討を継続するため、このたびのオーエスとの協議の結果、梅田OSビルの建物部分を取得することを決定。なお、梅田OSビルの敷地はオーエスが引き続き保有する。

梅田OSビルは1974年10月竣工。所在地は大阪府大阪市北区曽根崎2丁目50番。地下2階付19階で、延床面積は9,387.65平方メートル。梅田OSホテルは梅田OSビルの3~17階となる。客数は283室。