映画『ガールズ・ステップ』の初日舞台あいさつが12日、都内で行われ、キャストの石井杏奈(E-girls)、小芝風花、小野花梨、秋月三佳、上原実矩と川村泰祐監督が出席した。

映画『ガールズ・ステップ』の初日舞台あいさつに出席した、前列左から、川村泰祐監督、秋月三佳、小芝風花、石井杏奈(E-girls)、小野花梨、上原実矩、後列左から、GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼、佐野玲於、数原龍友、片寄涼太、中務裕太

宇山佳佑の同名小説を実写化した本作は、地味な女の子5人組"ジミーズ"の成長を描く物語。イジめられた過去を持つ高校2年生のあずさ(石井)は、友だちのいない同級生4人とダンス部を結成する――というストーリーで、主題歌をGENERATIONS from EXILE TRIBEが務めている。

映画初主演を務めた石井は、「この映画でたくさんの経験をして殻を破った。1年前の自分より『ガールズ・ステップ』できた」と公開に感無量。本作のクライマックスとなるダンスシーンを、「5人で何もない状態から、2カ月のレッスンで作り上げた。感情が入って緊張もしたけど、達成感があって楽しかった」と振り返ると、秋月も、「E-girlsだと思い込んでダンスしました。E-girlsに入れると思う!」とダンスの仕上がりに胸を張った。

一方、「E-girlsの杏奈ちゃんと踊れるとは。必死にしがみついて頑張りました。優しく教えてくれる良い先生だった」と石井に感謝した小芝は、「杏奈ちゃんは笑顔がとにかく可愛い。"ジミーズ"にしか見せない変顔がすごく可愛くて大好きです!」とにっこり。川村監督からも、「こんなに面倒見の良い主演女優はほかにいない」と称賛された石井は、「大変なこともあったけど、いつもみんなの元気な笑顔があった。みんなが“ジミーズ”で本当に良かった」と瞳を潤ませながら大感激していた。

また、イベントには、GENERATIONS from EXILE TRIBEメンバー5人も登場。片寄涼太は、「仲間の大切さを歌った曲なので、幅広い世代の方に聞いてほしい」と主題歌「ALL FOR YOU」をアピールし、数原龍友は、「仲間のために行動するところは、グループとして共感した。とても素敵な映画」と作品の感想を。それを聞いた川村監督は、「第2弾を作る時は、GENERATIONSも出演してほしい」と続編オファーし、観客からは拍手が送られた。