現在公開中の映画『魔女の宅急便』の大ヒット御礼舞台あいさつが25日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の小芝風花、清水崇監督が出席した。

映画『魔女の宅急便』の大ヒット御礼舞台あいさつを行った小芝風花

小芝は「『楽しかった』とか『面白かった』とか『感動した』とか友達も言ってくれたし、ブログのコメントでも『2回見た! 3回見た!』という方もいてくれて、本当にすごくうれしかったです」と満面の笑み。「この作品に出会えたこともそうですし、監督のお陰で色んな事を学べました。この作品を通して皆さんにお会いできたことが本当にうれしいです」と感謝の言葉を述べるが、登場の際や舞台あいさつ中に清水監督からイジられて観客を笑わせた。

また、本作は日本のみならず世界各国での上映も決定。4月17日からは香港での公開を迎え、これに先駆けて行われた香港でのキャンペーンには小芝と清水監督が出席した。「日本とはまたお客さんの雰囲気が違いました。ノリが良かったですね。クイズを出したりとお客さんとコミュニケーションがとれたので、そういう意味ではすごくうれしかったです」と満足げだった。最後には、観客とジャンケン大会を行い、勝ち上がったファンにオリジナル"魔女宅グッズをプレゼントするなどファンサービスに努めていた。

宮﨑駿のアニメーション映画や蜷川幸雄演出のミュージカルなどで大ヒットを記録した角野栄子原作の同名児童書を初めて実写映画化した本作。主人公のキキに映画初出演の小芝風花が抜擢されたほか、キキの相棒である黒猫のジジは、人気アニメ『けいおん!』で琴吹紬役の声を担当した人気声優の寿美菜子が演じるなど、公開前から注目を集めていた。