タレントの長嶋一茂(49)が、25日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『有吉弘行のダレトク!?』(毎週火曜23:00~23:30)にゲスト出演し、自身の女性関係にまつわる武勇伝を語った。

タレントの長嶋一茂

1996年までプロ野球選手として活躍していた長嶋。金持ちの家に生まれた"ボンボン"達の相談を受けるコーナーで、仁科克基(32)の「女好きが止まらない」という悩みに対して、長嶋は現役時代の武勇伝を交えながら「絶対に性欲は減退させてはダメ。オスとして一番大事なこと」とアドバイスを送った。

話はさかのぼること30年弱前。「酒飲んで朝までお姉ちゃんを連れてアフターに行ったりとかは毎晩だった」という日々が続いていた中、2年目のオフシーズンのある日、仲良くなったクラブのママから「家で一杯お茶でもしていかない?」と誘われる。その日はママの家に泊まって男女の関係になったそうだが、その後もオフシーズンの約2カ月間、そこに居続けることになったという。

最初に泊まった翌日に帰ろうとしたが、「帰らなくていいじゃない」と引き止められた上、食事の用意はもちろんのこと、服まで買い与えられた。さらに、所有しているベンツ2台、ポルシェ1台のうち、「使いなさい」と1台のベンツの鍵を渡される。「たまには家に帰らなきゃ。ゴルフもしたい」と言おうものなら、「じゃあ、ゴルフクラブ買いに行きましょう」。

仁科といえば昨年、キャバクラ嬢をお持ち帰りした際に当時交際していたタレント・矢吹春奈と自宅寝室で鉢合わせ。そのことが原因で破局した苦い経験がある。仁科から「そんなことありませんか?」と聞かれた長嶋は「今はない」と断言するも、「若い時はあった」と素直に認めた。

話は再び現役時代にさかのぼる。多摩川付近のマンションに住んでいたころ。自身の二股が両者にバレてしまい、長嶋はフローリングの上で正座していた。目の前には真剣に交際していたAと浮気相手のB。怒りに震えたBは台所から包丁を持ち出し、長嶋の頭上に振りかざした。長嶋は「俺は死ぬんだ」と予感。すると、けたたましい音と共に包丁はフローリングに突き刺さった。土下座をしながら「すみません!」と必死に謝ると、今度は長嶋の後頭部に2人の足が振り下ろされた。その衝撃はすさまじく、「宇宙旅行」状態だったという。

スタジオで一連のVTRを見たアシスタントの高橋真麻は「具体的なエピソードを引用していただいて、身を削った相談でした」と評価。MCの有吉弘行から「大丈夫ですか?」と心配されると、長嶋は「ほかにもっといい話したんだよ。やっぱりここ使うのか」と発言し、笑いを誘っていた。