映画コメンテーターでタレントのLiLiCoが23日、東京・両国国技館で行われたDDTプロレスリング『両国ピーターパン2015~DDTより愛をこめて~』に登場し、プロレスデビューを果たした。

DDTプロレスリング『両国ピーターパン2015~DDTより愛をこめて~』でプロレスデビューを飾ったLiLiCo

特別リングアナウンサーを務めた昨年8月17日の両国大会で、ゴージャス松野からフォールを奪って第1009代アイアンマンヘビーメタル級王座を獲得したLiLiCo。4カ月保持していた際は正式な試合を行わなかったが、DDTの魅力に取り憑かれて鶴見亜門GMに直訴し、今大会でプロレスデビューを果たした。

試合形式は8組16人による時間差入場バトルロイヤル。LiLiCoは相棒の宮武俊選手とラストに登場し、ブレンバスターやスカイダイビングプレスなどの大技を繰り出すも、最大のライバルでもあるアジャ・コングに一斗缶で殴られて敢えなく15分41秒にフォール負け。試合終了後にアジャから健闘を讃えられるも「そのベルトを絶対に取り返すからな!」と捨てセリフを吐いてリングを去った。

試合後には報道陣向けの取材に応じて「途中まで上手く行った気がするけど、正直(報道陣に)聞きたいです。どうでしたか?」と逆質問する場面も。試合前日はなかなか寝付きが悪かったらしく「今日は映画の舞台あいさつの司会だと自分に言い聞かせてましたけど、リングが見えると現実が見えますね。これから戦うんだと」と正直な胸の内を告白。最大のライバルとなったアジャ・コングについては「アジャはやたらとデカイな。また驚くことにタメ(44歳)なんだよ。やっぱり長年やっているから強いよ」とその強さに脱帽するも、「強いけどあのベルトが欲しい。リベンジするよ!」と力強くリベンジ宣言していた。