アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ、山本彩、渡辺麻友、柏木由紀、横山由依が18日、東京・渋谷区のNHK放送センターで行われた、次期連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌発表会に出席した。

次期連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌を担当するAKB48の柏木由紀、高橋みなみ、山本彩、渡辺麻友、横山由依(左から)

9月28日にスタートする本作は、幕末の大阪を舞台に、実業家として活躍した主人公・あさ(波瑠)の人生を描く物語。ドラマ主題歌に決定したAKB48「365日の紙飛行機」のセンターには、NMB48とAKB48を兼任する山本を抜擢。AKB48での初センターに、山本は、「いずれは立ちたいと思ってたけど、信じられない気持ち。Aメロをまるっと歌えてうれしい。素敵な機会にセンターをやらせてもらって光栄です」と笑顔で喜びを語った。

そんなセンターとしての山本の歌唱力を、渡辺は、「歌がすごく上手! AKB48のレベル以上の歌声です」と手放しで大絶賛。一方で、高橋からは、「センターに立ったからこそ"借り猫"は卒業して、自分を全面に出して欲しい」と鼓舞する声も上がり、NMB48を兼任していた柏木からも、「おてんばでひたむきなあさは、さや姉とかぶる部分がある。この曲をきっかけに、本来のさや姉の姿を見せて」とエールが送られた。

佐野元彦エグゼクティブプロデューサーは、今年3月頃に、AKB48総合プロデューサーの秋元康氏にオファーしたことを明かし、「秋元さんと良い相乗効果ができたんじゃないか」と楽曲の仕上がりに手応え。AKB48メンバーのドラマ出演については、「今の時点ではなくはない。お楽しみゲストを色々仕込む予定なので、合う役があれば検討したい」とその可能性を示唆した。