9月2日より日本でのサービスを開始する世界最大の動画配信サービス・Netflixで、オリジナルTVシリーズ『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック』のシーズン1~3が、サービス開始同日より一挙配信されることが決定し、シーズン1の予告映像が10日、公開された。

『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック』ビジュアル

米国でベストセラーとなった同タイトルの実録ノンフィクションを元にドラマ化した本作は、エミー賞3部門受賞(2014年度)、ゴールデン・グローブ賞2年連続ノミネート(2014年、2015年度)をはじめ、数々の米TVドラマ賞を総なめにした話題作。ニューヨークの裕福な家庭で育ったお嬢さまが、過去に犯した罪で刑務所行きになるという物語で、社会から隔離された塀の中での女性囚人たちの人間模様を巧みに描く。

主人公は、婚約者がいるお嬢さまパイパー・チャップマン(テイラー・シリング)。過去に付き合っていたドラッグの女性売人アレックス(ローラ・プレポン)との関係が災いして、ある日突然逮捕され、1年間、連邦刑務所に入ることになる。快適なニューヨーク・ライフと婚約者のラリー(ジェイソン・ビグス)に別れを告げ、オレンジ色の囚人服に身を包んだパイパーは、これまで信じてきた世界が逆転したような刑務所生活の中で、次第に個性豊かで自己主張の強い囚人たちを味方につけていく。

LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の要素を色濃く、格差問題、人種差別、人身売買、虐待、ドラッグなど、Netflixだからこそ描くことができた社会の深刻なテーマに大胆に斬り込みながらも、シリアスには描かず、ユーモアを交えた感動のストーリーに仕上げた同ドラマは、全米で社会現象にまで発展。全米では2016年のシーズン4配信もすでに決定している。

『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック』シーズン1~3は、9月2日より一挙配信。


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