整体師の大山奏です。冷房を使う日が増えてきました。みなさんは設定温度を何度にしていますか? 会社やお店など、自分で設定温度を管理できない場所での体温調節は難しいですが、冷房病にかかることでめまいや頭痛、肩こりなどを引き起こすケースもあります。屋外と屋内で温度差があまりないよう、温度調節の工夫をすることも大切ですね。

今回は、胸を開き肩こりを予防するストレッチをご紹介します。

あぐらで座る

猫背矯正ストレッチ

Step1: あぐらをかいて座ります

Step2: 両手を体の後ろにつきます

Step3: 頭を後ろにそらし、肩甲骨を寄せます

両手は体からそんなに大きく後ろにつく必要はありません。腕とももが触れるくらい近くでもかまいません。手は指側を後ろに向けてつきます。

大きく息を吸って、吐きながら上半身をそらせます。頭を上げて天井を見るようにし、肩甲骨をくっつけるイメージで肩も後ろ側に引きます。息を吐ききったら、ゆっくりと元の姿勢に戻しましょう。

両手を体の後ろにつく

胸を開き上半身をそらせる

イスに座ってもできる

今回紹介したストレッチは、イスに座った状態でも行えます。イスの座面の後ろ側を握るようにして、後ろに倒れないように気をつけながら行ってくださいね。

普段の生活でも意識する

普段から猫背な人は、肩や首のこりがひどいことが多いです。意識して変えようとすることもとても重要ですが、なかなか癖はなおりにくいものです。場合によっては、自分が猫背だということに気づいていない可能性もあります。

このストレッチで開いた胸の辺りに、「普段とは違うことをしている」という違和感がある場合、普段の姿勢が猫背になっているサインです。普通ではしない動きなので最初は変な感じがするかもしれませんが、だんだんと慣れて気持ちよくなっていきますよ。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。