東京メトロ子会社のメトロコマースはこのほど、インバウンド需要にも対応した新しいタイプの駅ナカコンビニ「ローソンメトロス」3店舗を8~9月にかけて東京メトロの駅構内にオープンさせると発表した。

「ローソンメトロス秋葉原店」イメージ

同社が今年4月にローソンとの間で締結した業務提携契約にもとづくもので、秋葉原店(8月4日)・赤坂見附店(8月25日)・綾瀬東口店(9月中旬)の3店舗がローソンに切り替わる。

新たに誕生する「ローソンメトロス」は、従来の「メトロス」をリニューアルした売店型コンビニ。おにぎり、デザート、オリジナル健康菓子などの販売に加え、公共料金の支払いやクレジットカードによる決済など、「メトロス」にはなかったコンビニ機能を導入する。外国語による商品説明の表記や、外国人観光客に人気の商品をラインナップするなど、インバウンド需要への対応も図る。

メトロコマースは今回の3店舗を皮切りに、同社が運営する売店「メトロス」のうち約50店舗で順次ローソンへの転換を進めていく計画だ。