俳優のトム・クルーズが現地時間23日、オーストリアのウィーン国立歌劇場(通称オペラハウス)で行われたシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(8月7日公開)のワールドプレミアに登場した。

ワールドプレミアに登場したトム・クルーズ

会場にはファン5,000人以上、マスコミ300人以上が集まり、会場周辺の道路は完全封鎖。厳戒態勢の中、主人公イーサン・ハント演じるトム・クルーズと、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグが到着すると、大きな歓声が沸き起こった。そして、謎の女スパイ、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソンは、大胆なスリットが入った真っ赤なドレスで登場し、観客を魅了した。

朝早くから待ち望んでいたファンたちは、トムやサイモン、レベッカ、そして、監督のクリストファー・マッカリーにサインや写真撮影をリクエスト。トムは約4時間かけて一人一人丁寧に応じ、中にはトムにハグされて感激のあまり泣き出す女性ファンの姿も見られた。

その後トムは、タキシードに着替えて各国のインタビューに対応。日本のファンに向けて、「来週、日本へ行くからぜひ会いに来てもらえるとうれしい」と呼びかけ、「最新作はシリーズ最高傑作だと自信を持って言える出来だから、きっと喜んでもらえるはずだよ! 君たちのために作ったよ!」と熱いメッセージを寄せた。

また、レベッカはトムについて「彼は周囲を気遣う、ユーモアあふれる紳士だわ」と語り、サイモンはカー・アクションシーンを振り返って「トムは運転が最高に上手だから、楽しんでたよ」とコメント。トムとの仕事は4回目という監督は「今回が今までで最高だった」と言い、「飛行機スタントは僕が思いついたんだが、トムが実現させたシーンは本当に素晴らしい出来になった」と自信をのぞかせた。

8月上旬には、トム・クルーズ、レベッカ・ファーガソン、クリストファー・マッカリー監督が来日。8月2日に記者会見が、8月3日には新宿でジャパンプレミアが開催される。

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