タレントのビートたけしが出演するABCテレビのスペシャル番組『高校野球100年の真実~心揺さぶる真夏のストーリー~』が8月1日(15:30~17:25、ABCテレビにて放送される。

8月1日(土)放送のABCテレビ『高校野球100年の真実~心揺さぶる真夏のストーリー~』に出演するビートたけし

今年で100年を迎える高校野球の歴史に隠されたドラマを秘蔵映像とともに紹介する同番組。延長17回の激闘を繰り広げた1998年夏の伝説の一戦「横浜高校 対 PL学園」や、今や大リーグでもレジェンドになりつつあるイチロー選手の高校時代、1980年代に「やまびこ打線」で甲子園を沸かせた徳島県の池田高校を率いた蔦文也監督の知られざる過去にスポットを当て、そこに秘められた感動のドラマを明かしていく。スタジオには、たけしと俳優の谷原章介も登場。ともに野球少年だったという2人がそれぞれの印象に残る名試合や名選手、高校野球への思いなどを熱く語る。

今回の収録で高校野球の聖地・甲子園球場にも赴き、マウンドに立ったたけしは「平気で甲子園のグランドに立てるようになった芸人の自分をほめてやりたい(笑)」とご機嫌な様子でピッチングフォームを披露。「長嶋さんや金田さん、掛布さんに会ったとき、漫才師になって良かったなと思った。長嶋さんにゴルフの誘いの電話をもらったときは感動したね。でも、誘っておいて、長嶋さんはそれを忘れてたけど、アンタが誘ったんじゃないの!?って(笑)。そんなスーパースターと野球の話や冗談を言い合える自分が本当にうれしい」とかつての野球少年らしいエピソードを語った。

また収録中、谷原との高校野球談義では「スポーツをやって何が役に立つかといえば、負けることを知ること。勝つことも大切だけど、負けることに耐えられる人になることも大切」と人生訓も飛び出したが、その言葉に込められた思いを「俺は"夢は叶う"という言葉が嫌い。夢の叶わない自分をどう生きるかの方が必要。叶わなくて当然だと思って、運のいい人がたまに勝っちゃうときもあるんだ、ぐらいに考えないと、子どもに対するプレッシャーが大きすぎる」と。「高校野球も、暑い中であれだけ一所懸命にやっても、勝ったチームと負けたチームが出る。社会に出ても同じことが起こる。それを考えると、甲子園は象徴的」と話し、8月6日に開幕する今年の大会に出場する高校球児たちに「ひとつ人生の宝物をもらったね、その思い出で一生を過ごしていいんだよ、と。それと、自分の出場の陰に何万人の思いがあることを感じれば、こんな幸せなことはないと思う。負けて、甲子園に行けない子たちがいることだけは頭の片隅に入れておいてほしいな」とメッセージを送っていた。