スズキは17日、高揚感のある加速と軽快な走りを楽しめるという新型ロードスポーツバイク「GSX-S1000 ABS」「GSX-S1000F ABS」を発表した。7月6日に発売される。

スズキ「GSX-S1000F ABS」

スズキ「GSX-S1000 ABS」

「GSX-S1000 ABS」「GSX-S1000F ABS」は、スーパースポーツバイク「GSX-R1000」(海外向けモデル)のエンジンをベースとした水冷直列4気筒998ccエンジンを搭載。高回転域の出力特性を損うことなく、力強い低中速トルクにより街中やワインディングロードでの高揚感のある加速を楽しめる特性とした。

また、軽快にライディングを楽しむため、軽量フレームをはじめとした小型・軽量な車体を新開発。街中からワインディングまで多様な走行シーンにおいて軽快でニュートラルなハンドリングと、アップハンドルによる前傾の少ない乗車姿勢を実現している。デザインは、「狩りをする野獣」をコンセプトに、低く構える野獣を想起させるボディ形状を採用。「GSX-S1000F ABS」では、高速走行や長距離ツーリング時の快適性を高めるフルカウル(風防)を装着した。

その他、3段階から選択可能なトラクションコントロール、レンサル製アルミハンドルバー、ブレンボ製ラジアルマウントフロントブレーキキャリパー、ABSを標準装備とし、スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけでエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」をスズキの大型二輪車で初めて採用した。

車体色は「トリトンブルーメタリック」「グラススパークルブラック / キャンディダーリングレッド」の2色を設定。価格は「GSX-S1000 ABS」が111万5,640円、「GSX-S1000F ABS」が116万6,400円(ともに税込)となる。

「GSX-S1000 ABS」

「GSX-S1000F ABS」