マクラーレン・オートモーティブ・アジアはこのほど、大阪市内にてマクラーレン・スポーツシリーズの「570S クーペ」「540C クーペ」を公開した。19日までの期間限定で、マクラーレン大阪八光ショールームにも実車が展示される。

マクラーレン「570S クーペ」

マクラーレン「540C クーペ」

マクラーレンはスーパーシリーズ、アルティメットシリーズにスポーツシリーズを加えた3つのモデルレンジで展開するとしており、中でもスポーツシリーズは最も実用性が高く、求めやすい価格設定のモデルと位置づけている。今年4月、「570S クーペ」「540C クーペ」がそれぞれ世界初公開され、6月には東京都内で日本初公開された。

上級グレードのスーパーシリーズ、アルティメットシリーズと同様、スポーツシリーズもマクラーレンがモータースポーツ界で培ったテクノロジーなど採用。「570S クーペ」は最高出力570PS、最大トルク600Nmを発揮するM838TEツインターボV8エンジンを搭載し、0-100km/h加速3.2秒、0-200km/h加速9.5秒となった。「540C クーペ」は最高出力540PS、最大トルク540Nmで、0-100km/h加速3.5秒、最高速度320km/hを達成した。

また、カーボン・ファイバー製シャシーとアルミニウム製ボディパネルの組み合わせで軽量化を図りつつ、日常の使いやすさに重点を置いてデザインされ、クルマへの乗降の利便性も向上したという。日本における販売価格は、「570S クーペ」が2,556万円、「540C クーペ」が2,188万円(ともに税込)。マクラーレン大阪八光ショールームでの展示会は19日まで、定休日の17日を除き10~19時に開催される。