マクラーレン・オートモーティブ・アジア日本支社はこのほど、マクラーレン・スポーツシリーズ「570S クーペ」「540C クーペ」の実車を日本初公開した。スポーツシリーズは同社のラインアップにおいてエントリークラスに位置する。

マクラーレン「570S クーペ」

マクラーレン「540C クーペ」

エンジンは両モデルともに3.8リットルV8ツインターボの進化型M838TEを搭載。このエンジンはパーツの30%がビスポーク・コンポーネントで構成されている。他のマクラーレン・モデルと同様、モデル名が最高出力を示しており、それぞれ570PSおよび540PSという圧倒的なパワーを誇る。

シャシーはカーボンファイバー製のモノセルIIシャシーで、80kg以下という軽さを実現しながら圧倒的な強度をもつ。ドライバーの安全性も確保しつつ、日常の使いやすさに重点を置き、乗降の利便性が向。ボディパネルにはアルミニウムを使用し、類似の競合モデルと比べても150kg近く軽い、乾燥重量1,313kg(570S) / 1,311kg(540C)という軽量を誇る。

こうしたエンジンと軽量なボディにより、クラス最高レベルのパワー・ウェイト・レシオを実現。加速性能は0-100km/h加速が3.2秒(570S) / 3.5秒(540C)となっている。最高速度は「570S」が328km/h、「540C」が320km/h。価格は「570S クーペ」が2,556万円、「540C クーペ」が2,188万円(ともに税込)。