――ケイシー役のブリットさんと、吹き替えを担当された志田さん。お互いの印象を教えてください。

ケイシー役のブリット・ロバートソン(右)と吹き替えを担当する志田未来

ブリット・ロバートソン(以下ブリット):すごい似通っているところがたくさんあると感じました。作品の関わり方で、自分を失わず地に足が着いているところがすてきだなと思いました。

志田:ロサンゼルスのワールドプレミアで初めてお会いしたんですけど、ブリットさんはすごくおきれいなのに本当に気さくで、笑顔で話しかけてくださってすごいうれしかったです。安心しました。

――ケイシー役を演じたお2人ですが、ケイシーとご自身の性格は似ていると思いますか?

ブリット:自分もケイシーと同じ、やりたいことがあればやり通すタイプだし、自分が持っている夢は形にしたいと努力するところは似ていると思いました!

志田:ケイシーは本当に好奇心旺盛で、突っ走っていく女の子なんですけど、自分自身は自分の中にこもってしまうタイプで前に前にいけないので、あまり似ている部分はなかったのかなと。ですが、すごいすてきだなと思って、こういう女性になりたいなと思いました。

――ケイシーが大活躍の本作ですが、作品の魅力や好きなシーンを教えてください。

ブリット:普段の生活と違うところに連れてってくれる作品で、とにかく見ていて楽しい作品。一番のお気に入りのシーンは、麦畑でバッチにさわって"トゥモローランド"に行くシーンです。役者として新しく学ばないといけないこともあって難しかったんですけど、おもしろいシーンになりました。

志田:謎がたくさん詰まっているので、見ていてワクワクするシーンがこの作品の魅力だと思います。お気に入りは、ケイシーが初めて"トゥモローランド"に着いて、その景色を見ているシーン。見ているこっちも楽しくなりましたし、自分も"トゥモローランド"に行ったような気持ちになれました。

――お2人が思い描く理想の世界はどのようなものですか?

ブリット:映画『トゥモローランド』に参加して、自分の理想の"トゥモローランド"は、映画の中で描かれているものと近いと思いました。暗い未来より明るい世界がいいと思いますし。

志田:平和な争い事のない世界が一番理想なんじゃないかと。

ブリット:私もそう思うわ!