『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』のマーベル最新作『ファンタスティック・フォー』の日本公開が10月9日に決定し、最新予告が10日、公開された。

『ファンタスティック・フォー』新ビジュアル

"ファンタスティック・フォー"は、マーベルが最初に創り上げた伝説のヒーロー・ユニット。X-MEN、アベンジャーズ結成よりも前の1961年、スタン・リーとジャック・カービーによって生み出されて以来、原作コミックの売上数は1億5,000万冊位上にものぼり、その歴史は50年を超えるマーベル最長寿コミックだ。

主人公の4人は、どこにでもいそうな普通の若者だったが、ある国家機密の実験による大事故で、肉体に変化(パワー)がもたらされる。最新予告では4人の特殊能力が明らかになり、リード・リチャーズは伸縮自在の強靭な体を、ジョニー・ストームは瞬時に灼熱の炎へ変化させ、空を飛べる体を、ベン・グリムは圧倒的怪力と鋼鉄のような頑丈な岩の体を、スー・ストームは透明化する体をそれぞれ手に入れる。4人はこの異変にとまどい、悩み、やがて自らの使命を受け止め、"ファンタスティック・フォー"として立ち上がる。

リード・リチャーズ役は『セッション』のマイルズ・テラー、ジョニー・ストーム役は『クロニクル』のマイケル ・B・ ジョーダン、ベン・グリム役は『ジャンパー』『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、スー・ストーム役は『トランセンデンス』『127時間』のケイト・マーラ。監督はSFアクション『クロニクル』(12年)を手がけ、当時28歳の若さで鮮烈なデビューを飾ったジョシュ・トランク、脚本は『Mr. & Mrs. スミス』(05年)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(14年)のサイモン・キンバーグが務める。

ジョシュ・トランク監督は「(原作『ファンタスティック・フォー』の)アルティメット版で特に刺激を受けたのは、子供時代のリードの姿。今回リードの物語を描きたいと思った」と説明。原作者スタン・リーに本作の構想を相談したこともあったと明かし、「僕が本気なことを喜んでくれて、ファンタスティック・フォーを現代によみがえらせるアイデアに共感してくれた。彼の賛同を得られて、本当にうれしかった」と生みの親であるスタン・リー公認となったことを喜んだ。そして、「過酷な状況に身を置かれた時、極限まで能力を発揮してさらに強いチームになる。それこそがファンタスティック・フォーの魅力だ」と語る。


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