オオカミのかぶり物で知られる5人組ロックバンド・MAN WITH A MISSIONのジャン・ケン・ジョニーが5日、東京・六本木のニコファーレで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)のジョージ・ミラー監督来日会見にVTR出演し、監督に続編出演を直訴した。

会見に出席したジョージ・ミラー監督

MAN WITH A MISSIONは、ジョージ・ミラー監督が彼らの音楽を気に入ったことがきっかけで、本作の日本版エンディングソングを担当。米ロックバンド・ゼブラヘッドと共作で「Out of Control」を書き下ろした。

会見では、大型スクリーンにギター・ボーカル担当ジャン・ケン・ジョニーの映像が映し出され、「僕らの曲を起用していただき大変光栄でした。ありがとうございます」と監督に感謝。「シリーズの大ファンなので、映画に使われると聞いて感激しました」と喜びを伝えた。

そして、本作には「ドゥーフ・ウォーリアーというギターを弾くキャラクターが登場している」と言い、「続編を作るとしたら、僕らも出演させてもらえますか?」と直訴。監督は「今回はギターリスト1人。1人でも十分迫力があったと思うんですけど、数人いても大丈夫かな。特に、かぶり物で出てくれたらすごいかな」と期待をもたせた。

監督はまた、「映画の精神をうまく捉えている」と日本版エンディングソングを評価。そして、「MAN WITH A MISSIONの2つの曲を聞いた。最初のはけっこう抑えられていて、もう1曲が非常に強さを持っていて、まさにこの映画だと思った」と振り返り、「この映画は"視覚的なロックオペラ"。MAN WITH A MISSIONの曲は、それを象徴している」と大絶賛だった。