今秋スタートのNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインを演じる女優・波瑠が3日、オフィシャルブログを更新し、同作の現場で名前の漢字表記を間違われたことを明かした。

『あさが来た』でヒロイン・あさ役を演じる波瑠

先月16日から撮影に入り、不定期で現場エピソードをつづっている波瑠。この日の記事タイトルは「ゆるす」。投稿された写真にはカツラの下地となっている内側の枠が写り、そこには黒マジックで「波(は)留」とふりがな付きの名前と、「大阪NHK朝ドラ」と撮影現場の情報が記してある。

波瑠は「留じゃなくて、瑠です」と漢字の間違いを指摘し、「ふりがなが波にだけ付いてるのも疑問です」とツッコミながらも、「でも、まぁいいかなって感じです」と水に流し、「ちなみに、これはカツラの枠」「頭に合わせて、鉄を叩いて作られているのです」と説明。「長時間つけていても苦じゃないおかげで、毎日の撮影を頑張れるのです」とスタッフの支えに感謝し、この日のブログを「今日もお疲れ様どした」と結んだ。

この投稿を受け、コメント欄にはファンから「心ひろい」「それ書いた人は、横浜ベイスターズファンでしょうか」「失礼極まりない」「主演女優の名前を間違うとは…」「波瑠さんあるあるですね笑」「撮影の裏側が見れて嬉しい」といった感想のほか、"波留"と変換されていたことからそのままコメント欄に書き込みをしていたファンからの「この場をお借りしてお詫び申し上げます」という謝罪文も寄せられている。

9月28日スタート予定の同作は、朝ドラ史上初となる江戸時代・幕末からはじまる物語。銀行や生保を設立し、後に日本初となる女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、激動の時代の大阪を明るく駆け抜けた波瑠演じるおてんば娘"あさ"が、「お金儲け」のためではなく「今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のために生き抜く姿が描かれる。