ジェイックは20日、「新入社員から見たブラック企業&ホワイト企業の条件」に関する調査結果を発表した。調査期間は3月30日~4月7日、対象は2015年4月入社の新入社員547名。

ホワイト企業には「愛情」が必要?

新入社員に「ブラック企業の条件(複数回答)」について聞いたところ、1位は「サービス残業が多い」(60%)。2位は「うつ病などで休職・退職する社員が多い」(58%)、3位は「法律を破っている」(55%)、4位は「社員を使い捨てにする」(52%)、5位は「福利厚生が整っていない」(42%)となった。

「ブラック企業の条件(複数回答)」

一方、「ホワイト企業の条件(複数回答)」を尋ねたところ、1位は「福利厚生が整っている」(63%)。2位は「社員への愛情が感じられる」(60%)、3位は「サービス残業がない(残業代がちゃんと支払われる)」(50%)、4位は「社員の定着率が高い」「育休、産休などから復帰する社員が多い」(いずれも47%)であった。

「ホワイト企業の条件(複数回答)」

「社会人生活において大切にしたい、実現したいもの3つ」については、「自分の能力を高める、成長する」が55%で最多。以下「社会貢献できる仕事につく」(43%)、「幸せな結婚をする」(34%)、「ワークライフバランスを確立する」(32%)、「年収をあげる」(28%)が上位となった。