苦味のある春の山菜や春野菜を食べることもお勧めとのこと

サニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「春ダイエットが成功しやすい3つの理由」を公開した。

進級や進学、新生活が始まるなど区切りの時期でもある春は、気持ちを新たに何かを始めたくなる人も多くなる季節。そしてダイエットを始めるにも、1年の中で春が最も適しているという。同レポートでは、その理由として次の3つをあげている。

春の暖かさを感じるとやせやすくなる

体内時計と同じように、人間の体には季節によってリズムがあるという。例えば、冬は寒さから身を守るために脂肪をため込みやすく、やせにくい傾向に。また、クリスマスや年末年始で飲み会が続いたり、肌の露出が少なく太ったことに気がつきにくいなど複数の要因が重なり、冬は太ってしまう人が多いとのこと。それが徐々に暖かくなるにつれ、体は脂肪を蓄積する必要がなくなっていくという。

春野菜の苦味が体を活性化させる!

この時期には、冬の間に体にたまった余分なものを体外に排出し、体に刺激を与えて目覚めさせることが重要とのこと。そこで、苦味のある山菜や春野菜を食べることを勧めている。

■春の山菜
ふきのとう、うど、たらの芽、せり、こごみ、うるい、わらび、ぜんまいなど

■春野菜
春キャベツ、菜の花、セロリ、たけのこ、スナップエンドウ、さやえんどう、そら豆、アスパラガス、新たまねぎなど

これらの苦味の主成分は、ポリフェノールや植物性アルカロイドと呼ばれる成分で、さまざまな働きがあるという。ポリフェノールは抗酸化作用を持ち、体の老化を防止する効果が期待できるとのこと。アルカロイドは体のデトックスや新陳代謝を促し、やせやすい体づくりに役立つとしている。

さらに苦味のある野菜類は、ビタミンCも豊富に含まれる傾向があるという。「風邪の予防や、春から強くなってくる紫外線対策にもなりますから、健康だけでなく美容にとっても欠かせません」と同社。

屋外での運動

気候が良くなると屋外に出やすくなり、活動量や運動量が増え、代謝や消費エネルギーが増加するという

気候が良くなると屋外に出やすくなり、活動量や運動量が増え、代謝や消費エネルギーが増加するという。全身の筋肉の約60%は脚についており、脚を動かすことはダイエットに有効とのこと。特にふくらはぎの筋肉を動かすことで全身の血行や代謝が良くなるとし、運動の習慣がない人にも、近所をウォーキングするなど脚の筋肉を使うことを勧めている。

「この季節にしっかり体を動かして鍛え始めておけば、夏の暑さや冬の寒さの中で運動しても肉体的なトラブルが起こりにくくなります。年間を通じたやせ体質づくりは、春にスタートするのが最も賢いやり方なのです」と同社。