本田技研工業(ホンダ)は20日、インテックス大阪で開催中の「第31回大阪モーターサイクルショー2015」にてプレスカンファレンスを実施し、遊び心満載の新感覚の参考出品車・コンセプトモデル「ブルドッグ(BULLDOG)」を世界初公開した。

大阪モーターサイクルショーのホンダブースに出展された「ブルドッグ」

「ブルドッグ」はモーターサイクルを使った楽しいレジャーの世界を提案するモデル。開発のテーマを「愛すべき旅の相棒」とし、これまでのレジャーモデルの枠を超えた自由な発想により、アウトドアライフで楽しく活躍するイメージを具現化している。

独自のスタイルは、頼りがいがあるたくましさの中にも愛嬌を感じさせ、15インチサイズのワイドタイヤと低重心フォルムが足着き性の良好な730mmの低いシート高を実現。キャンプツーリングなどに対応したキャリアを採用し、燃料タンク横に小物が収納できるスペースを装備したことで、スタイリングのアクセントにもなっている。

ホンダ「ブルドッグ」

エンジンは力強く扱いやすい出力特性の水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒400ccを搭載。市街地から郊外までの幅広いシチュエーションで軽快な走りを楽しめる。

ホンダは22日まで開催される大阪モーターサイクルショーに続き、東京ビッグサイトにて3月27~29日の期間で開催予定の「第42回東京モーターサイクルショー」にも「ブルドッグ」を出展。参考出品車・プロトタイプ、市販車などを含め、大阪・東京のモーターサイクルショーに合計21台の二輪車を出展するとしている。

「大阪モーターサイクルショー2015」ホンダブースの出展車両など