元サッカー日本代表で最近はタレントとしても活躍している前園真聖が、19日放送のフジテレビ系連続ドラマ『問題のあるレストラン』(毎週木曜22:00~22:54)の第6話にゲスト出演し、ドラマデビューすることが15日、明らかになった。前園の出演は、脚本を担当した坂元裕二氏たっての希望で実現した。

2月19日に放送される『問題のあるレストラン』でドラマデビューする前園真聖

本作は、脚本の坂元氏、主演の真木よう子をはじめ、ドラマ『最高の離婚』(同局系/2013年)のチームが再結集したドラマ。"ポンコツ女"のレッテルを貼られた女性たちがレストランを立ち上げ、理不尽な世の中と戦いながらも、働くことを通して人生を変えていく姿を描いている。

第6話は、真木演じる田中たま子に、門司誠人(東出昌大)が「店をやめて俺の嫁になれ」と告げる衝撃のシーンから始まる。そんな中、たま子たちが運営するレストラン「ビストロ フー」に、前園とその友人のロビン(ジョナサン・シガー)が客として来店。ロビンに恋をしたハイジ(安田顕)が、注文も受けていないのに愛情たっぷりのかわいいデザートを彼のために作り始めたのだが…。

初のドラマ出演を終え、前園は「緊張しました。前の晩もほとんど眠れませんでした」と心情を吐露。本人役ということで衣装も私服を2パターン用意するなど気合十分で現場に挑みつつ、ドラマを観て臨んだことから、現場入りした際に「あのセットがここかぁ」と素朴な感想をもったという。

また、「(小道具の)ケーキが食べたくて待ちきれなかったんです。(テストは食べるふりだけでよかったのに)思わずフォークを刺してしまいました」と、スイーツ男子として知られる前園らしいハプニングもあったが、「本当においしかったです。最初に出てきたハートの形のものはちょっと甘かったですが、甘い物は好きなので」と満足気。

撮影ではアドリブも出るなど、本人らしいナチュラルな演技を披露。今後のドラマや映画の出演に関しては「それはないです!」と否定しながらも、内心では「ありがたいことに、いろんなことをやらせていただいているので、これからもいろいろ楽しみながら挑戦していきます」とまんざらでもないようだ。「役柄がまさに"自分"の役だったので、自然に演技することができました。(監督からのアドリブの指示にも)自分がふだん話すような言葉で話しました」と自ら"前園節"をアピールしていた。

劇中では、自然なアドリブも披露した