三菱UFJニコスはこのたび、キャセイパシフィック航空と、「アジア・マイル」がお得に貯まる提携クレジットカード「キャセイパシフィック MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の発行で合意し、12日から会員の募集を開始した。なお、国内では同航空初の提携カードとなるという。

キャセイパシフィック航空は1946年設立の香港を代表する航空会社で、2014年には英国スカイトラックス社より最多となる4度目の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。同社マイレージプログラム「アジア・マイル」は、同グループの香港ドラゴン航空、世界規模の航空連合「ワンワールド」加盟エアラインの搭乗などでも獲得できるという。同社は搭乗客サービスのさらなる充実に、航空券購入や宿泊・食事の支払い、日々のショッピングなどの利用で同マイルをお得に獲得できる新カードの発行を決めたという。

新カードは、グローバルなネットワークとT&E(トラベル&エンターテインメント)分野の充実したサービスに定評があるアメリカン・エキスプレスのブランドで発行する"プラチナ"。また、使い勝手の良い「キャセイパシフィック MUFGカード ゴールド MasterCard」も用意したという。年会費は、"プラチナ"は2万5000円(税別)、"ゴールド"は5000円(税別)。

主な特徴は「ショッピングマイル付与」のお得感で、"プラチナ"は、国内利用100円ごとに1.5マイル("ゴールド"は1マイル)、海外利用で2マイル(同1.5マイル)が貯まる。さらに、両カードともに、同社WEBサイトでの航空券購入で100円ごとに1マイル、機内販売利用で5香港ドルごとに2マイルが加算される。なお、入会時にはもれなく、1万マイル("ゴールド"は3000マイル)を進呈するとしている。

また、"プラチナ"限定で、24時間日本語対応の「プラチナ・コンシェルジュサービス」や空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」、「手荷物空港宅配サービス」のほか、同社の会員制優待サービス「ザ・マルコポーロクラブ」のグリーン会員への入会金(50米ドル)が無料となる特典を用意しているという。

なお、新カードデビューを記念し、2月12日から5月31日までの入会者を対象に、入会ボーナスマイルとして"プラチナ"で最大6万マイル("ゴールド"は最大3万3000マイル)をプレゼントするキャンペーンを開始した。なお、会員獲得は初年度5000名を目指しているとしている。