住宅金融支援機構は2日、2015年2月の長期固定型住宅ローン「フラット35」の適用金利を発表した。それによると、借入期間が21年以上35年以下の場合の金利は最も低いもので年1.37%になった。前月より0.10%低下し、7カ月連続で過去最低を更新した。

フラット35 融資金利の推移(平成26年2月~平成27年2月)[融資率:9割以下]

借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.37~2.09%(前月1.47~2.12%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.37%(同1.47%)で、7カ月連続で過去最低を記録した。

借入期間が20年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.10~1.92%(前月1.20~2.02%)。最も低い金利は1.10%で前月から0.10%低下し、7カ月連続で下落した。最頻金利は年1.10%(同1.20%)で、4カ月連続で過去最低を更新した。

「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローン。最長で35年、金利が固定されるほか、保証料・繰上返済手数料が無料といったメリットがある。