東京都は3月2、3日の2日間、都内の区市町(都内23区26市1町)、東京三弁護士会、東京司法書士会、日本司法支援センター(法テラス)などの法律専門相談窓口と連携し、無料特別相談「多重債務110番」を実施する。

東京都消費生活総合センター地図(出典:東京都Webサイト)

貸金業法の改正や相談窓口の整備など、多重債務問題に関する様々な取組が行われている。しかし、都内消費生活センターには、失業や減収などによる生活困窮や、依存症といった「こころの問題」から繰り返し債務を抱えてしまうなど、深刻な多重債務に関する相談が引き続き寄せられているという。

同相談会では、弁護士、司法書士、法テラスおよび東京都生活再生相談窓口の職員による相談を受けることができる。消費者金融などからの借金だけでなく、家賃や税金も滞納している人からの相談も受け付け、専門機関から家計表の作成やアドバイスを行う。また、ギャンブル依存についても専門カウンセラーが対応する。

予約は不要で、当日会場または電話にて受け付ける。対象は都内在住・在勤・在学者。会場は東京都消費生活総合センター(東京都・新宿区、セントラルプラザ16階)。開催時間は両日9:00~17:00。