自分の口の臭いが気になった経験がある人は多いようだ

真夏に汗だくになったときや、焼き肉をおなかいっぱい食べたときなどに、ふと「もしかして今、臭っているかも……」と自分の臭いを気にしたことがある人も多いことだろう。なかなか自分の臭いには気づきにくいものではあるが、自分自身が臭いと感じたら、周囲には相当臭っている可能性もある。

そこで、マイナビニュース会員300人に「自分の臭い」に関するアンケートを実施。自分のことを「臭い」と感じたことがあるかどうか、あるとしたらどの部位が臭ったのかをシチュエーションと合わせて聞いてみたので紹介しよう。


Q.あなたはこれまで、日常生活において自分の臭いが気になったことがありますか

はい: 60.3%

いいえ: 39.7%

Q.気になった経験がある場合、何の臭いが気になりましたか(複数回答可)


1位 汗の臭い(56.9%)
2位 口の臭い(50.3%)
3位 足の臭い(33.7%)
4位 わきの臭い(33.1%)
5位 頭皮の臭い(18.2%)


■汗の臭い
・「冬の事務所の暖房でうっすらかく汗は異様に臭いのでとても気になる」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「寝汗をかいたときの布団の中からにおう、どぶのようなにおい」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「会社の作業服の洗濯を忘れ1週間着続けた際、さすがに自分でも分かるほど汗臭かった」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「風呂に入れないくらい忙しい時、自分の体が臭すぎて倒れそうになった」(46歳男性/電力・ガス・石油/技術職)


■口の臭い
・「にんにく料理を食べた次の日は口臭が気になるのでマスクをしている」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「昔忙しくて、食生活が乱れていたころ、歯がぐらぐらしてきて、自分の口がくさいことに気づきました。典型的な歯槽膿漏(のうろう)の症状でした」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「歯を磨いたが、親に口がにおうと言われたこと」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「ギョーザを食べた翌日に人と話す度に気になった」(26歳女性/金融・証券/専門職)


■足の臭い
・「事務所で靴を脱ぐので、自分でにおってきてびっくりする」(31歳女性/電機/事務系専門職)
・「一日仕事をした後はどうしても足が臭いので、なるべくなら靴は脱ぎたくない。でも、仕事後にミーティングがあることがあって、居酒屋で靴を脱がなければいけなかったので、そのときに気になった」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「いまは5本指の靴下を履いてるので、臭わなくなったのですが、以前普通の靴下を履いてた頃は、帰宅後自分の足の臭いで気持ち悪くなることもあった」(42歳男性/自動車関連/技術職)


■わきの臭い
・「冬、脇汗のにおいが気になるし、友達に指摘されたこともある」(30歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「緊張していたりすると、脇の汗の匂いが気になってしまう。汗の量も多いし」(28歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「自分の脇のにおいがいつも気になって仕方ありません。あの、洗濯物の生乾きのようなにおいがします」(26歳女性/医療・福祉/その他)


■頭皮の臭い
・「頭がかゆくなってかいたらにおいがすごかった」(25歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「体調を崩し入院した時、なかなかお風呂に入れず、髪のベタつきや頭皮のにおいが気になって仕方なかった」(25歳女性/医療・福祉/専門職)


■総評

日常生活において自分の臭いが気になった経験がある人は約6割で、最も気にしている人が多いのは「汗の臭い」だった。「汗をかく夏場のわきのニオイはすごいものが…」「会社の節電対策でクーラーが効いていなくて、暑くて汗をかいてしまうので汗のにおいが気になる」など、特に夏場に自分の汗の臭いを気にしている人が多数見られた。

2位は「口の臭い」。臭いのきついにんにくを使った料理や、焼き肉などを食べた後に自らの吐く息が気になるとの意見が寄せられた。また、口の中が乾燥しがちな寝起きの口臭がきつかったというコメントも。3位の「足の臭い」は、「ブーツを脱いだ時の蒸れたニオイが気になった」など、ブーツを愛用する女性からの意見が大多数。中には「座敷に上がるとき、替えのストッキングを必ず持っていく」などの切実な声もあった。

「わきの臭い」に関しては、運動後に気になるという意見が多く寄せられ、「頭皮」に関しては「マッサージした後に手の臭いを嗅いでみたら臭かった」などのコメントもあった。

今回紹介した5つ以外にも「焼き肉などの飲食店でしみついた臭い」(17.7%)や「たばこの臭い」(15.5%)なども上位に上がっていた。汗をかいた後やたばこを吸った後など、明らかに臭いの原因を招くような状況を体験した後は、しっかりと対処策を講じるようにした方がよさそうだ。

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調査時期: 2015年1月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性109名 女性191名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート