本田技研工業(ホンダ)は8日、新型乗用車「ジェイド」に関する情報を同社ウェブサイトにて先行公開した。同車は2月13日の発売を予定している。

ホンダ「ジェイド HYBRID X」(ホワイトオーキッド・パール)

「ジェイド」は見晴らしの良い1列目、ゆったりくつろげる2列目、多彩に使える3列目という3列シートを装備し、ミニバン並みの居住性とユーティリティを立体駐車場に対応した低全高で実現した新型乗用車。低速から高速までパワフルで上質な走りと、低燃費を実現したハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載したハイブリッドカーであり、新たな運転支援システム「Honda SENSING」を搭載している。

この運転支援システムは、対象の位置や速度を検知するミリ波レーダーと、対象の大きさや形状を識別する単眼カメラという特性の異なる2種類のセンサーで構成され、「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」「LKAS(車線維持支援システム)」「路外逸脱制御機能」「誤発進抑制機能」「先行車発進お知らせ機能」「標識認識機能」を提供する。

タイプ設定は、「HYBRID」「HYBRID X」の2タイプが用意され、ボディカラーは「HYBRID」が4色、「HYBRID X」が7色の展開となる。なお、「ジェイド」の市販予定車をカスタマイズしたモデルを、9~11日に幕張メッセで開催される「東京オートサロン 2015 with NAPAC」に展示する予定だ。