2015年1月1日から3日までのテレビCM動向の調査結果が5日に発表され、タレント別の出演数で1位が歌舞伎俳優の市川猿之助、2位がダンスパフォーマンスユニットのE-girls、3位が女優の杏だったことが、分かった。

左からE-girls・Ami、市川猿之助、杏

ビデオリサーチは、関東・関西・名古屋の各民放5局を対象にテレビCMのオンエア状況を調査している「テレビ広告統計」データから、1日から3日の間に関東地区(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビの関東5局)でオンエアされたテレビCM動向をまとめた。

正月三が日では、企業数で566社(昨年は561社)、CM本数で1万1,789本(昨年は1万1,653本)のテレビCMが関東地区でオンエアされた(いずれも速報値、番組宣伝CMなどテレビ局のPR除く)。テレビCMに出演しているタレント別では、「スズキ」の出演が目立った市川猿之助(461本)で、2位は「7gogo(トークアプリ755)」の出演が目立ったE-girls(219本)、3位は「ユーキャン」や「スズキ スイフト」の出演が目立った杏(185本)だった。

企業別では、スズキが昨年同様に今年も1位に(530本)。2位は昨年から2つ順位を上げた興和新薬(246本)、3位は日産自動車(213本)だった。商品・サービス別では、昨年末からCMの出稿を開始した「7gogo」が212本でトップ。次いで2位には「ユーキャン(通信講座案内)」(178本)、3位には「アムタス めちゃコミック」(143本)がランクイン。5位の「LINE」(134本)、10位の「King.com(キャンディークラッシュ紹介)」(104本)や6位の「日産製品総合」(120本)、8位の「ダイハツ MOVEカスタム」(107本)など、スマートフォン用アプリサービスや自動車関連のCMが多く出稿された。