「アーユルヴェーダ」でも、白湯は内臓の機能や血液循環を高めるものとして考えられている

サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「女優やモデルも『白湯』の虜に! 飲むだけで得られるその効果とは?」を公開した。

白湯(さゆ)とは、一度沸かせてから冷ましたお湯のこと。"赤ちゃんや体の弱っている人が飲むもの"というイメージが持たれがちだが、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」においても、白湯は内臓の機能や血液循環を高めるものとして考えられている。

そのほかに、老廃物を排出しやすくするデトックス効果、冷え性改善、便秘解消、むくみ解消、ダイエットなどの効果もあるといわれ、有名女優やモデルたちをはじめ一般の人でも取り入れる人が増えてきているという。

効果的な飲み方は?

まずは、50度前後の白湯を用意する。飲んでみて、少しぬるいながらも温かいと感じる程度が目安とのこと。

10分間沸騰させて冷ましたものが推奨されているが、やかんで軽く沸かしたものや電子レンジで加熱したもの、ポットで保温したものなど自分が続けやすい方法で取り入れるのが良いという。

使用する水は、水道水でもミネラルウォーターでも可。浄水器の付いていない水道水の場合は、5分ほど沸騰させてから冷ますと、カルキ臭(塩素臭)が抜けて飲みやすくなるとのこと。

朝昼晩、1日800ccまでが目安

眠る前に白湯を飲むと、副交感神経が優位になりリラックスできるという

飲む量の目安は、1日に合計で800ccまで。飲むほどに効果が得られるというものではなく、食事前や食事中に飲みすぎると、胃液が薄まり消化機能が落ちてしまうこともあるという。

飲むタイミングは、まずは起床時。朝起きてすぐに白湯1杯(100~150cc程度)をゆっくりと飲む。睡眠中に失った水分を補給し、体を内側から温め代謝を上げる効果や、腸を刺激してぜん動運動を促し便通を良くする効果があるという。

白湯には食べた物の消化吸収を助ける作用もあるため、日中の食事中の飲み物としてもおすすめ。飲む量は1杯が目安となる。

そして、眠る前にも白湯1杯をゆっくりと体に染み込ませる。副交感神経が優位になりリラックスできるため、質の良い眠りが得られるという。

白湯を飲み慣れていない人は、初めのうちは飲みにくいと感じることもある。その場合は、はちみつやメープルシロップなどで少しだけ甘味をつけると良い。飲み慣れてくると、不思議と白湯だけでも甘く感じられるように。飲み始めて1週間ほど経った頃に効果を実感する人が多いため、まずは続けてみることだという。