歌手の森山直太朗が、8日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~22:54)に出演し、ロシアの女性デュオ・t.A.T.u.とのエピソードを語った。

t.A.T.u.とのエピソードを語った森山直太朗

森山は、2003年4月18日にテレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、「さくら(独唱)」を披露。SMAPと森山の初共演となったのもこの日で、稲垣吾郎は「僕らはまだ森山さんのことを知らなかった」と当時を思い返した。森山の歌唱力にメンバーは「この子はなんだ!」と感動。CM中に「よかったよ!」とその思いを伝えたという。

森山はその時のことを「そうなんです」と感謝し、「僕がド新人で、まだ曲も知れわたっていないような状況だったんです」と回顧。「t.A.T.u.さんが急に出ないという風になって、『弾き語りできるやついないか』といただいたチャンスだったんです」と同番組出演の経緯を明かした。これにはメンバーもビックリ。木村拓哉が「ナイスじゃん! t.A.T.u.」、中居正広が「その穴埋め!?」と反応すると、森山は「t.A.T.u.さんには本当に頭が上がらない」とうれしそうに話していた。

t.A.T.u.は、森山が代替出演してから約2カ月後となる2003年6月27日に同番組に出演。冒頭に登場したものの歌唱直前に行方をくらまし、前代未聞のドタキャン騒動として世間をにぎわせた。