JR東日本八王子支社は26日、大みそかから元日にかけて首都圏で実施される終夜運転と、初詣・初日の出に便利な臨時列車について発表した。首都圏の各線区は12月30日から1月4日まで、休日ダイヤで運転される。

中央線(東京~高尾間)をはじめ、首都圏のJR各線区でも大みそかの終夜運転を実施

大みそかの終夜運転は、中央線 (東京~高尾間20~40分間隔、全区間各駅停車)をはじめ、山手線(内回り12分間隔、外回り10分間隔)、京浜東北・根岸線(大宮~桜木町間30分間隔、桜木町~大船間60~80分間隔)、中央・総武線各駅停車(中野~千葉間20~40分間隔)、埼京線(大崎~大宮間60分間隔、りんかい線と直通運転)、京葉線(東京~海浜幕張間15~30分間隔、海浜幕張~蘇我間・東京~西船橋間45分間隔)、総武本線・成田線(千葉~成田間60分間隔)など、首都圏の各線区で実施される。

湘南新宿ライン・横須賀線(大宮~逗子間、一部列車は小山駅まで)でも30~60分間隔で終夜運転が行われ、高崎線は上野~籠原間で深夜時間帯に上下2本ずつ運転(大宮駅で高崎線から湘南新宿ライン逗子方面へ接続)。常磐線は深夜時間帯、綾瀬~我孫子間で各駅停車が上下2本ずつ運転され、東京メトロ千代田線と直通運転を実施する。成田線我孫子~成田間でも深夜時間帯に上下2本ずつ運転される。

中央線・青梅線では、元日未明から初詣・初日の出に便利な列車も運転。世界文化遺産の富士山エリアへ直通する快速「新春富士山初詣号」(全車指定席)は、485系「いろどり」を使用し、下り列車は新宿駅を元日早朝4時20分に発車して中央本線・富士急行線経由で河口湖駅へ向かう。上り列車は河口湖駅14時13分発・新宿駅16時23分着となる。

E257系(5両編成)を使用し、房総半島へ向かう臨時の特急列車も設定される。特急「犬吠初日の出1号」は高尾駅1時33分発・銚子駅4時19分着、特急「外房初日の出1号」は高尾駅2時11分発・千倉駅5時26分着、特急「外房初日の出2号」は千倉駅9時32分発・高尾駅13時20分着とされている。これらの列車を利用したびゅう旅行商品も発売されるとのこと。

青梅線では元日未明から、拝島大師本覚院や塩船観音寺、武蔵御嶽神社への初詣に便利な臨時列車を立川~御嶽間で上下3本ずつ(立川~青梅間は各駅に停車し、青梅~御嶽間は快速運転)運転。加えて、拝島駅から立川駅への上り列車も2本運転される。