エアバス(本社: フランス トゥールーズ)はこのほど、A330の最大離陸重量242t増加型の最終組み立てを開始した。初号機は型式証明取得のための飛行テストに使用。現在平行して組み立てを開始している2号機目は、デルタ航空に2015年第2四半期に引き渡される予定となっている。

最大離陸重量が242tに増加したことで航続距離は最大500海里/926km延長され、燃費性能を最大2%削減することができる。242tのA330-300は最大13時間、242tのA330-200は15時間飛行することが可能になる。現在、世界中の9社がこの増加型を選定している。