ディズニーアニメ最新作『ベイマックス』(12月20日公開)の日本版エンドソングに、歌手・AIの「Story(English Version)」が決定したが、より映画のメッセージを伝えるべく、日本語バージョンの「Story」が使用された本作のPVが7日、公開された。

『ベイマックス』ポスタービジュアル

『ベイマックス』は、天才科学者・ヒロが、事故で亡くなった兄タダシの遺したケア・ロボット"ベイマックス"とともに、サンフランシスコと東京を融合させた架空都市・サンフランソウキョウを舞台に感動の冒険を繰り広げる物語。先日公開された最新の予告編と共に、AIの未発表曲である「Story」の英語バージョンが、日本版エンドソングに決定したことが明らかになったが、このたび、大ヒットした日本語バージョンの「Story」が使用されたPVが公開された。

映画のメッセージと密接に結び付く歌詞を、よりダイレクトに感じてほしいとの願いから制作されたPVでは、幼くして両親を亡くし、自分を守り導いてくれた最愛の兄タダシをも事故で失ってしまった天才少年ヒロと、傷ついて心を閉ざしてしまった彼の前に現れたベイマックスが、少しずつ心を通わせていく姿を描いている。

「人は、誰かとつながっている。決して一人じゃない」。AIの「Story」に込められているこのメッセージは、本作の監督が「死んでしまった人は決していなくなってしまったわけではなく、私たちの記憶の中で生き続けている。陳腐に聞こえるかもしれないけど、私たちはその人と共にいる」と語る映画のテーマと共通している。

AIは「この曲は、ときに不安だったり孤独だと思うことがあっても、人はいつも誰かとつながっていて決して一人じゃないということ、それと、大切な人を守りたいと強く願う気持ちを込めて作った曲」であると説明。「実際に映画を見て、私が『Story』の歌詞に込めた想いと本当にぴったりで感動しました。ぜひみなさんも『ベイマックス』を見て、『Story』も聴いて、大切な人と温かい気持ちになってほしいと思います」と呼びかけている。


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