「2015ミス・インターナショナル」の日本代表選出大会が4日、都内で行われ、千葉県出身の中川愛理沙さん(18歳)が日本代表に選ばれた。

2015ミス・インターナショナル日本代表の藤波優紀さん(準)、中川愛理沙さん、松田梨奈さん(準)、長尾春佳さん(準)(左から)

ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ミス・コンテストの一つ。この日の最終審査では、書類審査および予選会を勝ち抜いた31人の候補者たちが、着物・水着・ドレス姿でアピールして美しさを競った。スピーチ審査で、「募金活動を通じて、世界を担う子どもたちのためにより良い世界を作りたい」と熱く語った中川さんは、2014ミス・インターナショナル日本代表の本郷李來さんから、日本代表の冠をつけられると、「両親や支えてくれた人たちに感謝したい。日本代表として世界に向けて頑張りたいと思います」と声を震わせながら、喜びを語った。

大会終了後の報道陣の取材で、「驚きました。年が最年少だったので、まさかグランプリとは。頭が真っ白になりました」と興奮冷めやらぬ様子の中川さんは、現在、大学で和裁の勉強をしているそうで、「日本の伝統と和を世界に広めていきたい」と日本代表としての意気込みを。一方で、世界を舞台に活動する上で、「英語をこれから勉強しないと」と少々の不安もあるようだったが、約1年後に開催される世界大会に向けて、「優勝しなければいけません!2歳の頃からクラシックバレエをやっているので、パフォーマンス力は負けないと思う」と力強く宣言していた。

なお、2015準ミス・インターナショナル日本代表には、神奈川県出身の松田梨奈さん(20歳)、福井県出身の藤波優紀さん(24歳)、岐阜県出身の長尾春佳さん(22歳)、特別賞の2015ミス・ウェブジェニックには、北海道出身の藤田美里さん(18歳)、湘南美容外科クリニック賞には、東京都出身の芝彰子さん(22歳)がそれぞれ選出された。