東京都渋谷区の代々木公園けやき並木で、地産地消をテーマに旬の野菜などを販売する「東京朝市アースデイマーケット」が行われる。開催日時は、11月22日~23日10時~16時まで。

会場の様子

化学肥料や農薬を控えた品々が集合

同イベントは、東京都内をはじめとする関東エリアの生産者と消費者をつなげるファーマーズマーケット。化学肥料や農薬の使用は極力控え、自然なプロセスを通じて育てた農産物と、そうした食材を活用した加工品・飲食品などを販売する。

出店するのは、千葉県匝瑳市から循環農法の谷津田でとれた米、有精卵、自家製味噌を販売する「みやもと山」、静岡県で有機・無農薬で茶を栽培する「無農薬栽培の北川園」、茨城県から固定種・在来種を主に多品目の野菜を作る「くわはら農園」など。

そのほか、地大豆の生豆と炒り豆の量り売りをする「トージバ&雑 That's」や、国産の果物と蜂蜜のみで仕上げた低糖ジャムの店「手づくり蜂蜜ジャム トコトワ」、海のペプチド「おいしいだし」を紹介する「リーフレンド」、熟成させたおいしいジネンジョと菊芋を販売する「自然の実り農園」などをラインアップしている。

また、食品に加え雑貨なども販売。天然防虫剤や天然入浴剤などを販売する「超癒香~天然くすのき工房~」、モロッコの作業着をもとにラオスで染めたワークジャケットを出品する「スワラジ」、フェアトレード・オーガニックのスパイスや紅茶を販売する「エヌ・ハーベスト」など、30店舗~50店舗が出店する予定とのこと。

なお、今回は福祉をテーマにしたマーケット「ウェルフェアトレードマーケット」を開催する。ウェルフェアトレードとは、「Welfare=社会福祉」と「Fair Trade=公正な取引」を掛け合わせた造語。社会的弱者と呼ばれる人たちが作る国内の製品やサービスを適正な価格で購入・利用することによって、当事者たちが働く喜びと生きがいを持ち、自立できることを支援する仕組みのことで、イベントには約10店舗が参加する。