認知症検査キット「はからめ」(4,500円/税別)

グローバルエンジニアリングは9月22日、認知症検査キット「はからめ」を発売する。

同社によると、認知症の症状は、老化による機能低下との見極めが難しく、発症を確認した時点ではすでに治療困難な状況に陥っているケースがほとんどであるという。

今回発売するキットは、本格的な医療領域の検査に踏み切れない場合に、リスクを回避する手段のひとつになるようにと開発したもの。同社では、嗅覚と脳機能低下に関する研究に3年前より着手。においの種類と脳能力の相関性をまとめ、嗅覚障害の症状を検査することで、認知症発症リスクの判定が可能となるとのこと。

同商品の内容は、匂いカード(10枚)と取扱説明書、解答用紙、返信用封筒。価格は4,500円(税別)を予定している。販売方法は、クリニック、介護施設、健康診断施設での検査実施を予定しているが、自宅での実施も可能のため、今後は「自宅でできる人間ドック」の一部分のような位置付けでの販売も目指すとのこと。