女優の市川由衣と俳優の池松壮亮が25日、東京・テアトル新宿で行われた、映画『海を感じる時』の完成披露試写会に出席した。

映画『海を感じる時』の完成披露試写会に出席した市川由衣、池松壮亮(左から)

本作は、作家・中沢けいの処女作である同名小説を実写化した青春恋愛ドラマ。授業をさぼって新聞部の部室で暇つぶしをしていた恵美子(市川)は、先輩の洋(池松)にキスを迫られる。愛を知らずに育った恵美子は、洋に拒絶されながらも体を差し出すうちに、"女"として目覚めていく――というストーリーで、映画は9月13日から公開予定。

約8年ぶりに単独主演を務めた市川は、「女優人生をかけて演じた作品なので、皆さんに見ていただけるのがうれしい。恵美子に惚れて挑んだので、感無量です」とあいさつ。「見たことがない自分がスクリーンにいました。池松さんをはじめ、色んな人に引き出してもらった」と語る市川は、エンディング曲『泣くかもしれない』を歌うMOTELが同曲を生演奏で披露すると、「いつも聴いていたので、感動しました」と涙を見せる場面も。また、イベントには原作者の中沢と安藤尋監督も出席し、中沢は1978年に発表した作品の実写化に「2人が生まれてくるのを待ってた」と市川、池松の演技を大絶賛した。

そんな2人は、ヌード姿で濃厚なラブシーンにも挑んでおり、市川が「(恵美子役を)他の役者さんがやっているのを見たくないという気持ちもあって決意しました」と語ると、池松は「相当な覚悟があったと思うし、すごく良かった。良いニオイがしました」と市川との撮影を振り返ってにっこり。また、「池松さんはすごく魅力的だった。一緒に芝居をしていて惚れるな~と思う部分がたくさんあった。色っぽいし、寂しそうな目をしていたり」と明かした市川は、池松のことを"先生"と呼んでいたそうで、「(他作品でも)池松さんは前貼りをしていることが多いので、"前貼り先生"と呼ばせて頂いていました」と暴露し、池松は「結構、貼るのが早い(笑)。今日はつけてません!」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。