熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「市村正親の胃がん手術成功。篠原涼子の献身愛」【ノンストップ】

先月27日、胃がんを公表し、治療に専念するために休業を宣言していた市村。降板した舞台は筧利夫が代理を務め、手術も無事成功するなど、大ピンチの状態は脱出したという。

退院後は自宅療養するようで、妻の篠原涼子が「ステージに立つことが本当に大好きで、今までずっと走り続けてきた主人ですので、今は少しお休みをいただき、治療に専念させていただきたいと思います。その間、家族みんなでサポートしていきます」とコメントを発表した。市村が65歳、篠原が40歳と歳の差があるだけに、健康面での心配は尽きないのだろう。

その証拠に篠原は、市村の食事を肉から野菜と魚の料理に切り換え、ベランダ菜園のオーガニック野菜を使った愛妻弁当を作るなど、献身的にサポートしてきたという。長男6歳、次男2歳と息子たちはまだ幼いが、11月からの舞台復帰に向けて家族一丸ムードになっているようだ。

●「レディー・ガガの抜擢で全米を沸かせるBABYMETAL」【スッキリ】

6月からフランス、ドイツ、イギリス、アメリカをめぐる初のワールドツアーを行うなど、一気に世界へ飛び出したBABYMETAL。現在は「本人のオファーを受けて実現した」ガガのアメリカツアーにサポートアクトとして5公演に出演している。迫力のライブパフォーマンス以上にファンを驚かせたのは、ガガが舞台袖へ現れてBABYMETALのライブを見ていたこと。ヘッドバンキングするなどガガはノリノリで、一緒に撮った写真を自ら公開するなど、そのハジけぶりが世界中で反響を呼んでいる。

凱旋帰国となる夏フェス出演ではどんな姿を見せてくれるのか。これまでは「アイドルとメタルの融合」というコンセプトのみのピックアップが多かったが、今後メディアをにぎわせることは間違いなさそうだ。

●「元モー娘。石川梨華がイケメン右腕と熱愛!」【PON!】

保田圭や後藤真希の結婚など、お祝い続きの元モーニング娘。にまたもめでたいニュースが舞い込んできた。石川梨華とプロ野球・西武の野上亮磨投手が交際していることが分かったのだ。

2人の出会いは知人を介した食事会。もともと野球好きな石川とプロ選手の野上は、すぐに意気投合し、昨年末から交際をはじめたという。舞台公演などで地方仕事の多い石川と、地方でのゲームが多い野上は、なかなか会う機会が少ないようだが、石川が野上の家を訪れて手料理をふるまっているらしい。石川の方が野上よりも2歳年上で、29歳と三十路手前だけに、シーズン後の結婚があるかも。

●「カイヤと麻世。ハテナだらけの夫婦はビジネス戦略か?!」【ノンストップ】

ある商品の記者発表会に現れた川崎麻世&カイヤ夫妻。すでに別居期間は12年を超えるだけに、夫婦共演は本人が「覚えていない」というほど久々だという。

話題は当然5月に報道されたカイヤとギニア人男性とのキス写真へ。しかしカイヤは、「今日もこのあとデート。モテ期!」と完全に開き直っている。さらに、カイヤ「恋人は12人」、麻世「12人になったの?」、カイヤ「知らないの?」、麻世「知らない……」、カイヤ「最近増えた。楽しんでいる。みんなチュッチュしている」とドヤ顔に。2カ月前は10人だったから、たった数十日で2人も恋人が増えていたのだ。ウソかもしれないが。

その後もカイヤはいきなり麻世にキスし、股間をさわりはじめるなど、やりたい放題。しかし、そんな“不倫+痴女キャラ”の妻を前にしても麻世に離婚の意志はないようで、「たとえばカイヤは再婚しても、その相手は絶対に25年間も一緒にいられないと思う」と愛情を見せた。 ただ、やっぱり悩んでいるのか、「いろいろ考えますよ。このままでいいのか、一緒に住んだ方がいいのか。未来のことは分からないけど、今を大事に生きていきます」と微妙なコメント。51歳の男性が妻に浮気を公言され、「麻世は13番目」とまで言われてガマンできるのは、「仕事のため」という声が圧倒的に多い。

●「7歳差の溝端淳平と片瀬那奈に再び交際報道!」【スッキリ】

片瀬那奈の事務所は「仲の良い友達」とコメント

25歳の溝端と32歳の片瀬に交際報道があったのは1年前の夏。その際はともに熱愛を否定したが、今年に入ってから周囲に交際を明言しているという。しかも、結婚を視野に入れているらしい。

2人の出会いは、昨年放送のドラマ『35歳の高校生』での共演。クランクアップ後は居酒屋などで食事を重ねていたようだが、この1年間ひそかに愛を育んでいたのか。報道によると溝端は「つき合うのは年上ばかり」のようで、かつて『きれいなおねえさん』のCMに出演していた片瀬はド真ん中なのかもしれない。報道が本当だとしても、事務所がまだ若い溝端をなだめる可能性もありそうだ。


●「今年の『国民的美少女』は12歳の原石!」【ノンストップ】

米倉涼子、上戸彩、武井咲らを輩出した『全日本国民的美少女コンテスト』が開催され、応募8万1031人から滋賀県の12歳、高橋ひかるさんがグランプリに選ばれた。名前を呼ばれた高橋さんは、驚きの表情と涙を見せつつも、「グランプリを獲れると思っていなかったのでとてもうれしいです」とコメント。中学校1年生にして身長160cmのスリムなスタイルで、小顔とさわやかな笑顔はファイナリスト21人の中でも群を抜いていた。

歌唱審査で披露したのは沢尻エリカの『タイヨウのうた』。さらに、ダンスが特技のため、「剛力彩芽さんのような女優になることです。いつか一緒に踊りたい」と笑顔で話した。それらの人選には疑問が残るが、見るからに大成しそうな雰囲気がただよっている。また、今後所属する事務所は、原則「25歳まで恋愛禁止」として知られるオスカー。12歳の少女に今それを伝えるのも酷な気もする。

ちなみに、『演技部門賞』は宮崎県の15歳・川口ゆりなさん。母親が宮崎市の元ミス観光大使らしい。『マルチメディア賞』は神奈川県の15歳・飯島未賀さん。こちらも母親がミス横浜。『モデル部門賞』は北海道の14歳・ルービナー・マヤさん。彼女は父親がアメリカ人のハーフという。「美少女」の冠があるからか、血筋も審査の対象なのか。

●「各局イチオシの美女アナが集合! あのアナに熱愛報道も」【PON!】

在京民放5社とNHKが共同企画したスマホアプリ『ハミテレ』のリニューアル記者発表会が行われ、各局の女性アナウンサーが浴衣姿でPRした。その顔ぶれは、NHKの和久田麻由子アナ(25歳)、日本テレビの小熊美香アナ(28歳)、テレビ朝日の宇賀なつみアナ(28歳)、TBSの枡田絵理奈アナ(28歳)、テレビ東京の狩野恵里アナ(27歳)、フジテレビの加藤綾子アナ(29歳)とビジュアル重視のセレクション。

いずれも最近熱愛報道のないメンバーでもあり、「各局がどのアナを推しているのか」が明らかになった形だ。フジテレビはこの日、西武ライオンズ・金子侑司選手との熱愛報道があった三田友梨佳アナを抜擢しなくてホッとしているかも。

●「能年玲奈の中学時代は『布の少ない制服』だった」【スッキリ】

能年玲奈が都内の中学・高校で行われた主演映画『ホットロード』試写会にサプライズ登場。相手役の『三代目J Soul Brothers』の登坂広臣と会場に現れ、300人の女子生徒が大熱狂させた。

あいかわらず小声の能年は、「中学生のときしか制服は着ていないんですけど、田舎の学校でシンプルなというか、布が少ない制服で……」とお約束の珍コメント。さらに、「制服が好きなので、目の保養になります」といきなり男目線になるなど、天然ぶりを発揮する。

すでに映画を見たという天の声(山里亮太)「超キュンキュンくるし、カッコイイよ!」と大絶賛。登坂とは『テラスハウス』で共演しているだけに、アシストの意味もあるのか。能年は毎日のようにPR出演しているが、『あまちゃん』以降露出を控えてきたせいか、全く飽きられていない。

●「アンジェラ・アキがラストライブで涙。『お体に気をつけて』」【スッキリ】

今週4日にアンジェラが日本ラストライブを行った。なぜ日本ラストなのか? その理由は、「アメリカの音楽大学に留学するため、日本での音楽活動を無期限停止する」から。「デビュー10年の節目を迎え、さらなる夢を叶えるために新しい環境で学び直す」という。

ラストライブの会場は、2006年に単独弾き語りライブを成功させた日本武道館。アンジェラは超満員1万4000人のファンに向けて、「こんなにたくさんのみんなとつながることができて、このつながりが私の一生分の財産をいただいた感じがします。しばらく活動を休止するからといって、つながりの糸が切れるなんて、本当に思っていなくて、だからお互い次に会う時まで、ホンマに体に気をつけて頑張って!」と涙ながらに語った。飾り気のないストレートなメッセージはいかにもこの人らしい。

●「大島優子がAKBにサプライズ復帰! 貫録十分のステージ」【PON!】

幕張メッセで、缶コーヒー『WONDA』キャンペーンの特別ライブを行ったAKB48。1万人の観客がひと際盛り上がったのは、アンコールで大島優子がサプライズ登場したとき。かつてCM出演していたことにちなんでの企画だったが、缶コーヒーで乾杯の音頭を取り、センターをつとめた『前しか向かねえ』『ヘビーローテーション』を熱唱した。6月に卒業したばかりとあって、全く違和感がないどころか、貫録十分でライブを締めくってしまうのはさすがだ。今週、新写真集のタイトルが『脱ぎやがれ!』であることを発表していたが、コンスタントに話題を振りまく事務所の戦略が見える。


今週ワイドショーの中心にいたのは、プロ野球の西武ライオンズだった。元モー娘。と現役女子アナを相手に、堂々の熱愛報道が続いた。また、昨年報道された当時ライオンズ所属の片岡治大選手とフジテレビ・加藤綾子アナの焼き肉デートも記憶に新しい。

芸能人や女子アナと知り合いやすい在京球団は、ジャイアンツ、スワローズ、ベイスターズ、マリーンズと5つあるが、なぜライオンズが人気なのか? まず考えられる理由は、若手のイケメンが多く、「どんどん試合に抜擢する」というチームカラー。「合コンが最もお盛んなチーム」という声もあるが、相手に有名人をそろえられるのは太いパイプを持っているからだろう。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。