日本の順位は48カ国中40位

TOEICを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会はこのほど、2013年(1月~12月)の世界におけるTOEICテスト受験者のスコアと受験者が回答したアンケート結果を発表した。同調査結果は、2013年のTOEICテスト受験者のうち「TOEICテストバックグラウンドアンケート」に回答した約528万人の結果をまとめたもの。

平均スコアが最も高いのはバングラデシュ

地域別の平均スコアは高い順にヨーロッパ、アフリカ、北米、アジア、南米となっており、国別(母国別)受験者の平均スコアでは、バングラデシュ・インド・カナダ・ネパールの4カ国が800点を超えている。

一方、日本人の平均スコアは512点で、今回スコアが発表された48カ国のうち40位。12位の中国(平均716点)、30位の韓国(平均632点)を下回る結果となった。

また、TOEICテスト受験者の年齢層で最も多いのは21歳~25歳(40%)、専攻で最も多いのは工学(25%)、次いで経営(19%)、職種では科学/技術職(31%)、事務職(16%)となった。受験の目的については、30%が就職活動のためと回答している。

TOEICテスト国別平均スコア

以下は、年間の総受験者数が500名以上の国のうち、上位10カ国の順位。
※( )内は平均スコア

1. バングラデシュ (895)
2. インド (861)
3. カナダ (819)
4. ネパール (814)
5. スイス (792)
6. ポルトガル (786)
7. ドイツ (783)
8. スリランカ (780)
9. レバノン (753)
10.パキスタン (741)

詳細は以下より確認できる。