ディズニー最新作『ベイマックス』(12月20日公開)が、日本でマンガ化されることが決定し、今年8月に「エピソード0」が『週刊少年マガジン(36・37合併号)』にて掲載、その後『マガジンSPECIAL(9号)』にて新連載がスタートすることが14日、明らかになった。

マンガ版『ベイマックス』イメージ

『ベイマックス』は、14歳の天才少年ヒロと、人々の心と体の健康を守るために開発されたケア・ロボット"ベイマックス"の2人組が繰り広げる感動アドベンチャー。随所に日本の要素が取り入れられており、物語の舞台は、サンフランシスコと東京を融合した架空都市"サンフランソウキョウ"、さらに、主人公ベイマックスのつぶらな瞳は日本の鈴をイメージしている。

そしてこのたび、"日本文化が色濃く盛り込まれた世界観"をより大きな展開にするため、ディズニー・アニメーション・スタジオが"日本のマンガ"に注目。本作を手掛けたドン・ホール監督の「日本にインスパイアされた『ベイマックス』を、"マンガ"を通して世界に伝えたかった」という当初からの念願がかない、マンガ化が決定した。

これまで『塔の上のラプンツェル』や『ウォーリー』、実写版『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで、単発マンガ化されることはあったが、映画本編の前日譚を描く「エピソード0」や、世界に先駆けてストーリーが解禁になるマンガ連載は、ディズニー史上初となる。

映画『ベイマックス』ポスタービジュアル

マンガ版『ベイマックス』を手掛けるのは、『週刊少年マガジン』で連載され人気を博した『ファイ・ブレイン 最期のパズル』作画担当の上野春生氏。「子供の頃から誕生日と言えばディズニーのプレゼントをもらえる日!というくらいディズニーが好き」という上野氏は、「ベイマックスはかわいくておいしそうなフォルムで子供たちからお年寄りまで親しみやすいキャラクター。マンガ版の読者の方にも親しんでもらえたらうれしい」と話している。

マンガ版は、「エピソード0」が『週刊少年マガジン(36・37合併号)』(8月6日発売)にて掲載、その後『マガジンSPECIAL(9号)』(8月20日~)にて新連載がスタートする。

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