ディズニー最新作『ベイマックス』の日本公開日が12月20日に決定したことが11日、明らかになり、本作の舞台となる日本にインスパイアされた架空都市"サンフランソーキョー"のコンセプトアートがあわせて公開された。

"サンフランソーキョー"のコンセプトアート(上)と、ベイマックス(下)

『ベイマックス』は、14歳の天才少年ヒロと、人々の心と体の健康を守るために開発されたケア・ロボット"ベイマックス"の2人組が繰り広げる感動アドベンチャー。唯一にして最愛の存在であった兄タダシを謎の事故で失い、深く心を閉ざしたヒロの前に、亡きタダシが開発したベイマックスが現れる。ベイマックスの献身により少しずつ元気を取り戻したヒロは、兄の死の謎を追い、世界の脅威となる巨悪の存在を知る。兄のために戦う決意をするが、味方は戦闘能力も戦闘意欲もゼロのベイマックスのみ。"戦わないこと"を運命づけられた優しすぎるロボットは、世界を救うことができるのか。

本作は、随所に日本の要素が取り入れられており、物語の舞台は、サンフランシスコと東京が融合したような架空都市"サンフランソーキョー"。さらに、ベイマックスのつぶらな瞳は日本の鈴をイメージしている。そしてこのたび、架空都市"サンフランソーキョー"のコンセプトアートが公開。最新技術を担う人材が集まっているという同都市には、「…不動産」「空手…」「…歯科」「…カメラ」「…マンション」など、日本語表記の看板が多く見られる。

ディズニー作品では、過去にも"日本"がテーマに取り入れられ、『カーズ2』では、世界最速のレースカーを決めるワールド・グランプリ・シリーズ開催地に日本が選ばれた。また、『シュガー・ラッシュ』では、日本生まれのゲームキャラクターである、『ストリートファイター』シリーズのザンギエフ、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のソニック、『スーパーマリオ』シリーズのクッパなどを登場させ、主人公や登場人物のモデルに"原宿ガール"ファッションを参考にしていた。

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