サッカー日本代表の内田篤人が『ポケモン』映画で声優初挑戦、役名はウッシー

サッカー日本代表の内田篤人選手が、7月19日に公開されるアニメーション映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 「破壊の繭とディアンシー」』にゲスト出演し、声優に初挑戦することが明らかになった。

現在ブラジルで開催中の「FIFA ワールドカップ」にも出場し、右サイドを任されている内田選手は、サッカーファンはもちろんその甘いマスクからネット上でも人気が高いが、幼い頃から外ではサッカー、家では『ポケモン』のゲームを楽しんでいたという。これまでに多くのゲスト声優が参加してきた『ポケモン』映画だが、スポーツ選手が声優出演はこれが初となる。

演じるキャラクターは、内田選手にそっくりな顔のホテルのポーターで、その名も"ウッシー"。現在の所属チーム、ドイツ・ブンデスリーガの「シャルケ04」での愛称から名付けられ、主人公のサトシやピカチュウと共演する。

初のアフレコに臨んだ内田選手は「普段、性格的にあまり感情を表に出さないですし、言葉にして表現することが苦手なので、(声優の仕事は)感情を込めてやるのが難しかったです」と振り返りながら、「『ポケモン』のゲームを小学生の頃から友達とやっていたので、映画に声優として出させてもらえるのはとてもうれしかったです。サッカー選手として"内田篤人"を知らない子供たちにも"ウッシー"として覚えてもらえるといいですね。劇中のどこで出てくるか、楽しみにしていてください!」と語っている。

また、エグゼクティブプロデューサーの福永晋氏は、「今年最大のイベント、W杯。そのピッチで日本中に活力を与えてくれる内田選手とポケモンとのコラボは、非常に楽しみです。老若男女に愛される内田選手のキャラクターはまさにポケモンにぴったり」と内田選手の起用に太鼓判。同じくエグゼクティブプロデューサーの浅井認氏も「4年に一度のW杯イヤーに、同じく4年ぶりの新シリーズとなった、ポケモン映画へのご出演が決まり興奮 しています。日本代表の試合同様に、実際のアフレコでも、高い集中力で、監督からのオーダーにも難なく応え、見事な演技を披露してくれています。見た目は可愛いのに世界を相手に闘う内田選手はポケモンとまさにベストカップル(コンビ)」と期待を寄せている。

『ポケモン・ザ・ムービーXY「破壊の繭とディアンシー」』の舞台は、ほうせきポケモン・メレシーたちが平和に暮らすダイヤモンド鉱国。鉱国を維持する大切なエネルギー源「聖なるダイヤ」の危機に、サトシとピカチュウ、そしてディアンシー、が聖なる力を求めて「生命のポケモン」ゼルネアスを探す冒険が描かれる。また、同時上映の『ピカチュウ、これなんのカギ?』には「かぎたばポケモン」クレッフィが登場。毎年多彩なゲストが出演する『ポケモン』だが、三田佳子、山寺宏一、中川翔子、足立梨花、中川家、そして短編のナレーションを担当する渡辺麻友(AKB48)、そして内田選手と、これまでにない豪華ゲストが名を連ねている。

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