リクルートライフスタイルに設置された「エイビーロード・リサーチ・センター」は、2013年に海外渡航をした方を対象に、国際線エアラインの満足度調査を実施。このほど、その結果を発表した。

航空会社の総合満足度TOP20

調査は4月16日~21日にかけて、インテージ・ネットモニター(全国)より抽出した「18歳以上の2013年の海外渡航経験者(日本人・出発月が2013年である海外渡航)」5,987人(調査集計数は4,000人)に行った。なお、航空会社は40社を対象としている。

総合1位は「一番食事がおいしい」

「総合満足度」のトップは3年連続「シンガポール航空」。回答者からは、「今までいろいろな飛行機に乗りましたが、一番食事がおいしいし、客室乗務員さんの対応が丁寧だし、笑顔が素敵でした」(30代・女性)などとコメントされている。

2位に「ANA」、3位に「JAL」が続き日系が評価される結果となった。 ANAに対しては「ANAの客室乗務員の接客が昔から好きでとてもフレンドリーだと感じる。また機内販売も魅力のあるオリジナルグッズが販売されていて 満足度が高い」(40代・男性)、また、JALに対しては「さすが日本人だなと思われる所作を見ると、それを本当に大切にしてほしいと思う。そういった心身ともに美しい人たちとかわす会話も 楽しい」(30代・女性)などという評価がされている。

ほかにも、ロンドンオリンピック後の影響もあってか、11位に「ブリティッシュ・エアウェイズ」、12位に「ヴァージン アトランティック航空」とイギリス勢が躍進している。

5部門中3部門をANAが制覇

「航空機の機材、設備」では、「ANA」が1位を獲得。前年同率1位だった「シンガポール航空」は2位となり、3位には「エミレーツ航空」がランクインした。 「ANA」は前回6位からのトップで、前回9位だった「JAL」は4位と、それぞれ5ランク上昇。なお、9位の「ブリティッシュ・エアウェイズ」は前年の25位から大きく上昇してトップ10入りを果たした。 ANAに関しては、「客室乗務員の接客サービス」「空港内の航空会社職員の接客サービス」でも1位になるなど、部門別の5部門中3部門で1位となった。

そのほか、「機内飲食サービス」では、1位は3年連続で「シンガポール航空」が獲得し、2位には前年14位だった「ANA」が大きくランクアップ。3位「トルコ航空」、4位は同率で「エミレーツ航空」と「JAL」がランクインした。

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