ニューバランスから盗作疑惑で訴えられているというカール・ラガーフェルド (C)BANG Media International

シャネルやフェンデイのデザイナーを務めているカール・ラガーフェルドが、ニューバランスから盗作疑惑で訴えられていることが明らかになった。

TMZが入手した書類によれば、ニューバランス側は、カールが使用している白と黒の靴に大文字の「K」をあしらったデザインが、ニューバランスのトレードマークロゴ「NB」を使用した同じようなデザインと「区別がつかない」と主張しているという。1906年に創業したニューバランスは、70年代からこのデザインを使用しており、「待てよ。カール・ラガーフェルド、ニューバランスのスニーカーをパクった?」というダイレクトなタイトルをつけたものを含め、いくつかのファッション記事においてもその類似性が指摘されていることを挙げている。

今回のように主要ブランドがフットウェアのデザインの盗作を巡って裁判沙汰に発展することは珍しいことではなく、2013年にはグッチがゲスに対し、グッチのロゴをフットウェア・ラインで使用したとし、偽造、不正競争、商標権侵害で4年間も法廷で争った後、敗訴している。また、2012年にはYSL(イヴ・サン=ローラン)がクリスチャンルブタンと赤い靴底の使用権に対する商標権保護を巡って壮絶なバトルを繰り広げた後、結局は訴訟が取り下げられていた。

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