上海に再上陸したモスは思い出の味

とんこつラーメンブームなど、このところ日本の食べ物が中国で人気だ。今、意外な日本のファストフードチェーンが、密かに中国人ネットユーザーの支持を集めている。それは、日本発祥のハンバーガーチェーンの「モスバーガー」だ。中国語では「摩斯漢堡」と書くモスバーガーは、中国大陸では上海市、江蘇省、広東省、福建省に展開している。

センチメンタルなモスバーガーの思い出

中国版ツイッターの「ウェイボー」では、モスバーガーファンの中国人ネットユーザーが「世界一おいしいハンバーガー」「和風チキンが最高」「うなぎライスバーガーがとてもおいしい」など、モスバーガーへの熱い思いをツイートしている。

モスバーガーの人気のポイントは商品のおいしさ以外にも、お店の内装にもあるようだ。中国人ネットユーザーからは「インテリアがカフェみたい」「落ち着く」など、ちょっとおしゃれな雰囲気が高評価。中には、「高校から大学までの日記をモスバーガーで全て破った。もう過去は振り返らない」「モスバーガーであなたを待って58元(約1,000円)も使ってしまった……」など、センチメンタルなモスバーガーの思い出をツイートするネットユーザーも。

とにかく毎日モスに行きたがったあの頃

また、上海在住の中国人ネットユーザーは、モスバーガーの「懐かしさ」に惹かれている人も少なくない。モスバーガーは90年代に一度、上海に進出・撤退を経験しており、上海に関しては再進出となる。

このため、90年代に幼少期を過ごした「80後」(1980年代生まれ)の人たちは、「お母さんが、"お前が5歳の時には何も食べなくても、とにかく毎日モスに行きたがった"って話してた」「子供の頃に大好きだったホットドックがまた食べられて、超感動」などと、モスバーガーと再会できた懐かしさに浸っている。

ウェイボーでは、夜中に「モスバーガーが食べたいよー」「夜食に3つもモスバーガーを食べた」とツイートする人もおり、モスバーガーはすっかり中国の若者の生活に入り込んでいるようである。

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