日新火災海上保険は22日、楽天インシュアランスプランニングを通して実施した、住まいと火災保険に関するWebアンケートの結果を発表した。

同調査は、2013年10月10日~12月10日の期間にインターネット上で行われ、1万4,277人(持家:1万439人、賃貸:3,838人)から有効回答を得た。

賃貸入居者に、賃貸契約とセットで火災保険(家財保険)に加入していることを知っているかと尋ねたところ、56.4%が「知っている」と回答。一方、「知らない」は28.5%、「加入していない」は15.1%となり、合わせて4割以上が万一の場合に必要な補償が備えられていない可能性があることがわかった。

(賃貸入居者用の)火災保険は、自分で安い保険を探して契約してもよいことを知っているかとの質問に対しては、「知らない」が69.0%を占め、「知っている」は31.0%にとどまった。この結果から、まだ多くの人が「不動産会社が指定する火災保険(家財保険)にしか入れない」と考えていることがうかがえる。

(賃貸入居者用の)火災保険は、自分で安い保険を探して契約しても良いことをご存知でしたか? (出典:楽天インシュアランスプランニングWebサイト)

持家保有者に、住宅ローン借り換え時に火災保険も見直しができることを知っているかと質問したところ、63.6%が「知らない」と回答。また、火災保険に個人賠償特約がセットできることについては、68.2%が「知らなかった」と答えた。