イオンモールはこのほど、今年3月31日に閉店した旧高崎ビブレの信託受益権を購入し、同施設跡地および周辺敷地を一体化させた新たな商業施設としての出店を決定した、と発表した。

イオンモールが、旧高崎ビブレ跡地への出店を発表 ※画像は公式ページのキャプチャー

「高崎市の顔」となる多層型商業施設を創造

群馬県高崎市・高崎駅周辺地区は、近年の土地区画整理事業と市街地再開発事業の合併施行、街路事業の実施などによる都市改造事業が進められている。上越・北陸(長野)新幹線や在来線が複数交差するなど、鉄道網、幹線道路網に優れた北関東要衝の交通ターミナル都市として、目覚しい発展が期待されている地区となっている。

同商業施設は、長年、地域に根ざした運営を行ってきた「高崎ビブレ」の敷地を拡大して建て替えを実施。同社の郊外型モールとして親しまれている「イオンモール高崎」とはコンセプトの異なる多層型商業施設を創造し、駅前立地ならではの「高崎市の顔」となる施設を目指すという。

同社では、魅力ある地域拠点となるため、高崎市が進める周辺整備計画と連携した施設整備・運営を行い、地域の「賑わいの創出」を図り、2016年の開店を目指して取り組んでいく、としている。

所在地は、群馬県高崎市八島町。敷地面積は約7,400㎡。延床面積は約4万5,000㎡。開店日は、2016年度を予定。